• タイトル剥奪は厳しいのでは

    by  • 2013/01/31 • ボクシング • 0 Comments

    日本ボクシングコミッション(JBC)は、東洋太平洋(OPBF)フェザー級チャンピオンの大沢宏晋(27)=大星=が、JBC非公認の団体の王座が懸かった試合と知りながら出場したとして、昨年12月16日付で王座を剥奪し、ライセンスを1年間停止した。1月22日付で告示したことが29日、分かった。

    大沢がタイトルを剥奪される原因となった試合は、WBOアジア・パシフィックというWBOの地域タイトルだ。JBCは長らくボクシングの統括団体としてはWBAとWBCしか認めていなくて、確かに80年台などはそれも妥当な感じがしたのだけど、近年はWBOやIBFも力をつけてきていて名チャンピオンも輩出しているので、そろそろ認めてもいいんじゃないかと思う。これらのタイトルに挑戦するために引退までした高山勝成や石田順裕などは気の毒に思うけど。実際、JBCもWBO、IBFへの加盟の方針になっており今年中には加盟することになるだろう。
    とはいっても、アジア地域の地域タイトルについては、OPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)しか認めていなくて、これはWBC傘下の団体である。同じWBC傘下にアジアボクシング評議会(ABCO)というのがあってややこしく、WBA傘下ではパンアジアボクシング協会(PABA)があり、WBOは上述のWBOアジア・パシフィック、IBFはIBFアジアとある。上述のようにJBCはOPBFしか認めていないので、それ以外のタイトル戦に挑戦することはできない。これは上部団体に加盟しても同じことである。
    これは難しい問題で、確かに団体が乱立して、階級も細分化されているとなるとわかりにくい上にタイトルの価値も下がってしまうというのは確かだと思う。白井義男がフライ級王座についた頃は階級は8つ、団体は1つしかなかったから世界チャンピオンは8人しかいなかった。今は17階級で主な団体だけでも4つあるから重複を含めれば68人のチャンピオンがいる。さらに暫定王座とかスーパー王座とかを安売りしているので価値が下がっているのは当然だ。
    そうは言っても1年間のライセンス停止は厳しい。ボクサーの選手寿命は短い。この1年というのは長いんじゃないかなあ。虚偽の申告でタイトル戦を強行したのは確かにまずいので、タイトル剥奪は致し方ないとは思うけど、ライセンスまでは厳しすぎるのではなかろうか。これって、選手の所属が帝拳とかヨネクラでも剥奪までしたのだろうか。まあ、弱小ジムだから、こういうマッチメークになったんだろうね。

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