• 拍子抜けの討論~橋下氏VS小倉氏

    by  • 2013/01/29 • Uncategorized • 0 Comments

    体罰で自殺者が出た桜宮高校の入試中止問題に関して橋下徹大阪市長と小倉智昭が議論するというので「とくダネ!」を見てみた。
    「とくダネ!」では、この件に対して橋下氏を批判的に取り上げることが続いており、1月18日の放送で小倉氏が「橋下市長の発言が日に日に過激になって、極論じゃないのかと受け取れる部分もある」「入試中止して、教員を総入れ替えして、今後このような事件が起こらない保証がどこにあるのか」「『体育学科が受験できないぐらいで、これから長い人生いろいろあるんだから、どうってことないよ』と言う権利は、市長にはないと思う」などと話したことに対し、橋下氏が例によってツイッターで反論していた。
    僕は、正直なところ、橋下氏も小倉氏も好きではないので割と客観的に見れるのではないかと思うが、はっきり言えばつまらなかった。
    まず、小倉氏はまともに議論しても勝ち目がないと思ったのかわからないが、ほとんど意見をいう事はなく2、3質問をするに留まった。質問自体も葛西アナや菊川怜にやらせて自分は殆ど表に出ないという姑息な逃げに見えた。
    一方で橋下氏のよく喋ること。続けざまに一方的に意見を述べることで大抵の人は圧倒されちゃうんだろうなあ。しかし、言いたいことをいうだけで質問に直接回答している場面は少なかったように思う。
    入試を中止するか否かという話で言えば、桜宮高校の体育科やスポーツ健康科学科を志望する生徒は、概ね特定の顧問の指導を希望しての志望するのだというのだから、入試を中止するしないに関わらず、指導教員の入れ替えを行う時点で志望理由自体がなくなっているし、そうでないとすれば、体育科を普通科に変えた分については従来の体育科の入試科目である、英数国と運動能力、運動技能で行うというのだから、看板の掛け替えに過ぎないのでないか。普通科の入試で運動能力や運動技能が試験科目にあるなんて聞いたこともない。入試中止という言葉に反応して「体育科を目指してた生徒の進路はどうなる」なんて騒ぐ人がいるけれど、指導教員に拘らなければ何も変わってはいないのだ。
    橋下氏が言うように、市長のもとには他には行かない情報が入ってくるのは確かだろう。なので「入試中止」という措置の是非は言わないが、生徒を受け入れる体制にないから入試を中止するというのであれば、看板の掛け替えでごまかすんじゃなくて、普通科に振り替えた分は普通科の入試をやらないとおかしいんじゃないだろうか。小倉氏なりコメンテーターにはそういったところに切り込んでもらいたかったが、そういう質問はなく、現役の生徒やOBがこういってるのにどう思うかみたいなしょうもない質問に終始していたのは残念である。
    小倉氏は、橋下氏がまだしゃべっているのに、「公務の都合がありますので」と宣言して中継を切ってしまった。橋下氏がいうならわかるけど、小倉氏がいうことじゃないだろ。さらには橋下氏がいなくなった番組の最後に「まだ納得いきませんけどねえ」なんて言う始末である。言いたいことがあるなら本人がいるうちに言えっつーの。おそらく、このまま続けても橋下氏の独演会になるだけだし、ディベートしても勝ち目がないと思ったのだろうけど情けない男だ。
    結局、今日の討論(?)では何も得るものはなかったということだ。「とくダネ!」では明日からも何もなかったかのように橋下批判を続けていくのだと思う。

    About

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です