• 初場所総括

    by  • 2013/01/28 • 大相撲 • 0 Comments

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    初場所は日馬富士の5回目の優勝で幕を閉じた。日馬富士はかなりムラッ気のあるタイプで大関時代も8勝7敗みたいなときもあれば、調子に乗ると無敵の強さを発揮したりとイマイチ読めないところがある。5回の優勝のうち3回が全勝で残る2回も14勝1敗と優勝するときはいつもレベルが高い。なので白鵬と2差になった時点でおそらくこのまま日馬富士の全勝優勝になるだろうとは予想がついた。横綱では初優勝でも通算優勝5回は既に横綱としても並のレベルにはある。双羽黒以前の横綱は二場所初連続優勝で昇進したほうが珍しく、昭和35年から昭和62年までの16人中二場所連続優勝で昇進したのは大鵬、琴櫻、北の富士の3人だけだ。一方で優勝なしで昇進したのが柏戸、二代目若乃花、双羽黒、大乃国と4人もいるから、横綱昇進前に4度も優勝しているというのは昔は少なかったというのもある。旭富士以降の横綱は全て連続優勝での昇進だから最低2度は優勝しるけれども2度というのは大関を3場所で通過した朝青龍だけで二代目貴乃花などは昇進前に既に7度も優勝していた。そんなわけで優勝回数はともかくとして、日馬富士が白鵬と両輪で角界を引っ張っていくためにはもう少し安定性が欲しいなあというのが僕の考えである。
    把瑠都はなんとか勝ち越して関脇に残ったが、膝を直さないことには活躍は厳しいだろう。公傷制度がなくなっている上に年6場所あるのでゆっくり治療に専念できないのが悩ましいところだ。
    若手では前頭中堅の位置で高安が12勝、千代大龍が10勝と星を伸ばした。この位置では横綱大関との対戦はほとんどないので前頭上位になる来場所が真価を問われることになる。千代大龍は本名の明月院というのが印象深くてアマチュア時代から注目していただけに感慨深い。
    あとは十両の高見盛の引退だが、これはもうあの成績ではしょうがないでしょう。年寄株も持っているし無理して取る必要もないし、いい潮時だと思う。

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