• 新入幕・双大竜は9年目の苦労人

    by  • 2013/02/25 • 大相撲 • 0 Comments

    http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20130225-OYT1T00515.htm?from=ylist

    3月10日に大阪市の大阪府立体育会館(ボディメーカーコロシアム)で初日を迎える大相撲春場所の新番付が25日、日本相撲協会から発表され、福島市出身の双大竜(そうたいりゅう)(30)(本名高橋亮三、時津風部屋)が新入幕を果たした。

     一昨年3月の東日本大震災以来、被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県出身で初めて誕生した幕内力士。場所の2日目(11日)には震災から2年を迎えるが、「まだまだ被災地は苦しんでいる。少しでも励みになれるように頑張りたい」と気合を込める。2013年2月25日14時14分 読売新聞

    大相撲で時津風部屋の双大竜が30歳にして新入幕した。大学相撲出身だが、アマ時代にタイトルを取ったわけでもなく前相撲、序ノ口からスタートして8年かけて幕内入りを果たした苦労人だ。福島出身で、被災した親戚もいるという。
    30歳といえば、横綱、大関クラスだとそろそろ引退を考えようかという年齢だ。
    調べてみると、一昨年の名古屋場所から十両に定着しているのだが、幕下以下は給料がないというので、どうやって生活していたのだろうと気になった。
    もちろん、給料はなくても寝食には困らないということはわかるが、自由になるお金が全くないというのは相当きついはずだ。
    実は、幕下以下は給料がないといっても、全く収入がないわけではなかった。
    十両以上の力士は、下のものの面倒を見るのも仕事なので、幕下以下の力士は、関取から小遣いを貰ったり、遊びに連れて行ってもらったりするので、意外に遊びには困らないようだ。
    さらに、本場所手当というのがあって、幕下だと場所あたり15万円が支給されるらしい。
    そうはいっても、十両になれば、月給は100万円を超えるし賞与もあるので、年収は幕下の100万円程度から一気に1500万円程度に急増するのだから、番付1枚で待遇は天地ほども違う。
    ちなみに、相撲は番付が全ての世界なので、元幕内や十両でも幕下以下に落ちたらかつて面倒を見た力士の付き人をしなければならないかもしれない。
    なお、年寄になるには、三役在位1場所以上、幕内在位通算20場所以上、十両(以上)在位通算30場所以上のいずれかを満たした上で、105しかない年寄名跡を取得しなければならないので、相当に狭き門ではあるが、なってしまえば関取並みの給料が支給されるのだから、年寄名跡を取得している関取が幕下に落ちたら引退するのは当然のことだ。高給が貰えるのに、わざわざ年収100万程度で後輩の付き人をやる理由がない。
    双大竜は、十両以上の場所が、3月場所で12場所になるので、年寄名跡を取得するためには、あと3年は十両以上で頑張らないといけない。かなり厳しいが、去年引退した春日山親方(元幕内濱錦)は、34歳まで十両でとっていたし、高校の先生から27歳で角界入りした玉垣親方(元幕内智ノ花)は37歳までとっていたのだから、可能性はある。
    苦労した人が後進の指導にあたるというのは、いい面があるのではないかと思うので、頑張ってもらいたい。

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